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色鉛筆と廻る日々

色鉛筆画とその時かきたい事をかいていくよ

どうしようもない親だったら捨ててもいいよ

まじめな話

こんな人がいたらどうしますか?

・あなたがトラブルを抱えて辛い思いをしている事を知っていたのに見て見ぬふりをする。全てが悪化した後で「面倒くさいから気付かないふりをした。」とわざわざ言う。

・あなたが意識を失って倒れても助けに来ない。「面倒くさいから気付かないふりをした。」とわざわざ言う。

・「私が辛いのに、幸せそうにしているのが許せない。私と同じように不幸になればいい。」と言って呪ってくる。

友達の話として相談すると

「こんなこという人おかしいよ。」
「友達辞めたほうがいいよ。」
 大体、皆こういう反応をしてくれます。

実は母親の事なんだと言うと

「勘違いじゃない?子供を愛さない親はいないから。」
「お母さんも大変だったんだよ。許してあげて。」
「お母さんも人間だから。あなたが親になったらわかるから。」

 面白いくらい反応が変わります。母が私に対する対応がおかしいと気付いてから色んな人に相談してきました。学校の先生、友人、皆こう言いました。
 何故そんな反応になるのかというと「親を敬え」、「親を悪く言ってはいけない」という教えが染みついているからだと思います。日本において親を悪く言うのはタブーですね。大抵嫌な顔をされます。
 あとは家族関係が上手くいっている人は信じられないようです。「子供の不幸を願う親がいるわけがない、悪く言われるお母さんが可哀想。」と責められました。
 そして親世代にとっては老後を子供に看てもらえるかどうかは死活問題なので、例え他人の話だとしても「縁を切っていい。」とは言えないようですね。どんなに酷いことをされたとしても許してあげてほしいみたいです。

 でも冷静に考えてみてください。子供を愛している親が自分に辛いことがあったからって、我が子に「お前も不幸になれ」と言うと思いますか?

 親になったらわかるって?
 親になったけどちっともわからないです。そりゃ子供に対して腹が立つ事はあるけど、子供に願うのは「幸せになってほしい」ただそれだけです。

 そんな事で親を捨てるなんて間違っている、と思う人もいるかもしれません。虐待を受けたわけでもなく、死にそうになるまで殴られたわけでもありません。でも、常に自分の不幸を願っている人と暮らし続けるのは辛いことです。

親を捨ててもいい

 今回この記事を書いたのは、久しぶりにあった友人が親の借金の連帯保証人にされた、と聞いたからです。借金取りに押しかけられて「助けてくれ。」と言われて判子を押してしまった、と言っていました。

 それを聞いたとき、とても悔しかったです。

 もし、その時相談してくれていたら「判子押さなくていい。そんな親捨てていいんだよ。」と言うことが出来たのに。
 でも、そういう家族のトラブルは相談しにくいんですよね。家族の恥をさらす事になってしまうので隠そうとしてしまう人が多いと思います。勇気を出して相談したとしても上に書いたような反応をされることが多いので、自分がおかしいのかと思ってしまうんです。
 私は母がおかしいと気付いてから、その答えを心理学に求めました。家族について書かれた心理学の本を沢山読みました。
 そしてこの本に出会いました。

 スーザン・フォワードさんは、医療機関のコンサルタント、グループセラピストとして数千人もの悩んでいる人を20年に渡ってカウンセリングしてきた人です。その経験をもとにこの本は書かれています。面白いのは具体的な解決法が載っていることでしょうか。
 私は、これを読んでほっとしたんです。
 
 私は間違っていなかった。おかしな親は存在するし、おかしな親と無理に付き合う必要はない、離れていいんだ、と素直に思うことが出来たからです。

 何より親を許さなくていいと書いてあったのが嬉しかったです。許さなければ前に進めないと思い込んでいたので許せない自分にプレッシャーを感じていました。眼から鱗というか、読み終わってからスッキリした気持ちになったのを覚えています。

 自分を殺してまで親に尽くす必要はありません。子供に借金を負わせたり、子供の不幸を願う親はくずです。
 親を切り捨てるのは辛いですし、周囲の人はゴチャゴチャ言ってくるかもしれません。でも、そんなの気にしなくていいんです。自分の人生ですから、自分の為に生きていいんです。
 私や友人と同じように悩んでいる人が、この記事を見つけてくれたらいいな、と思って書きました。