色鉛筆と廻る日々

色鉛筆画とその時かきたい事をかいていくよ

秋の忘れ物:円ストローク法で描いています

1週間かけた絵ができあがりました。今回は円ストローク法をもっと知ってもらおうということで使用画材と描き方をまとめてみました。
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使用した画材 ( )内はメーカー名です

●スケッチブック
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クロッキー帳(マルマン)

●色鉛筆
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色辞典(トンボ) D 8 青褐
         D 3 枯葉色
         DL2 肉桂色
         LG2 渋紙色
         P12 杏色
         P13 梔子色
         P14 麦藁色
カリスマカラー  ミネラルオレンジ
(サンフォード) タスカンレッド
         ウォームグレー70%

●鉛筆
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グラフィックペンシル 4H
(ダーウェント)   2H
           F
           2B

描き方

写す 
 トレーシングペーパーを使ってスケッチブックに大体の輪郭を写し取ります。

影を描き込む 
 影になる部分を薄く円ストロークで描いていきます。1番濃い影にはカリスマカラーのタスカンレッド、ウォームグレー、色辞典のD8、D3などをその部分の色に合わせながら重ねていきます。適宜4H、2Hなどの鉛筆も重ねていきます。F、2Bは1番黒い部分にしか使いません。

色の薄い部分やその他の部分を描き込む 
 薄い部分や光の当たっている部分には色辞典のP12、P13、P14を円ストロークで重ねていきます。
 その他の部分(影と色の薄い部分の間)はミネラルオレンジやDL2LG2、やや濃くなっている部分にはD3、DL2を重ねていきます。

調整 
 写真を見ながら色の調整をしていきます。P12、P13、P14を使ってなじませていきます。影があたる部分や色が濁っている部分は鉛筆の4H、2Hを重ねて色を作ります。濃くなりすぎた部分は消しゴムを使って色を抜きます。

背景を描く 
 周囲の砂利を鉛筆の4Hで描き込みます。

注意点

 影は濃い影と薄い影があります。濃い影には全ての色鉛筆を使用する気持ちで色を重ねて下さい。濃い影の更に濃い部分に鉛筆のFや2Bを重ねます。
 薄い影は色鉛筆と鉛筆の4Hや2Hを混色する気持ちで重ねます。薄めに描いていった方がきれいに混ざります。

描き終わって

 今回は見ての通り影と描き込む部分が多かったです。トレーシングペーパーで写すところから大変でした。
 
 ちゃんと写したはずなのに位置がどんどんずれていく!

 行程が進む度にあれ?こことつながってたの?こんなとこにこんな物があったっけ?と新しい発見があるという始末で何度も消しゴムのお世話になりました。まあ、微調整しやすいのが円ストローク法の良いところだよ、と自分を納得させながらクロッキー帳の紙の強さに感謝しました。

 マルマンのクロッキー帳はずっと使っています。とても薄い紙なのに消しゴムに強い!何回描き重ねていっても破れない!そして描きやすい!おまけに安い!と長所が沢山ある優秀なスケッチブックなのですが、唯一の欠点が紙の薄さです。
 ちょっとした水滴でもヘタってしまうので風呂上がりは描かない、手の汗で湿らないように描き手の下にタオルをしく、というマイルールを徹底しています。手汗にはホトホト参ってしまいます。
 
 今回鉛筆も紹介できてよかったです。ダーウェントというイギリスのメーカーが出しているグラフィックペンシルです。色鉛筆との相性がいいです。何故相性がいいのかというと、描いている時に鉛筆の粉がほとんど落ちません。国内メーカーの鉛筆は粉が落ちる物が多かったのでやめました。

鉛筆の粉が落ちる=絵が汚れるのでアウトです!

 もう1点はハードがいい、描きやすいということです。鉛筆は硬さで種類がわけられています。9H~9Bまであります。9Hに近付くほど芯は硬く色は薄くなり、9Bに近付くほど芯は柔らかく色は濃くなります。他のメーカーのハードは芯が硬いからなのか急にかすれたりするものがありましたが、ダーウェントの描き味はどんな時でも滑らかです。
 唯一の欠点は通販で取り扱っているお店が少ないのと、取り扱っていてもセット売りしているお店が多いということです。画材屋さんではバラ売りしているところもあるので欲しいと思う方がいましたら、お試しで購入してもいいかもしれません。気に入ったらセットなどで購入すればいいと思います。値段は1本160円位と安いです。画材については、後日まとめた記事を書きたいと思います。

 「世界中から砂利がなくなってしまえばいいのに。」なんて思いながらひたすら砂利を描き続けた3時間でした。いくら描いても描いても終わらない砂利に絶望感を抱きながらも、なんとか完成させることが出来てよかったです。

 「なんで砂利を描こうと思っちゃったんだろう?」

 いつも後悔するのに描いちゃうんですよね。でも、出来上がった絵を見て頑張ってよかったな、と思いました。この達成感があるからこそ、絵を描き続けることが出来ます。

 そして又、砂利を描いてしまうんでしょうね。