色鉛筆と廻る日々

色鉛筆画とその時かきたい事をかいていくよ

色鉛筆画メイキング:赤ちゃん

 久しぶりの人物画です。モデルは次男。産まれて数日以内に撮った写真なので生理的黄疸が残っていますね。ところどころ黄色いです。

今回気を付けたこと

①赤ちゃんの頬のプニッと感を出す
②肌の色が黄色くなりすぎないようにする

使用画材

紙:クロッキー帳(マルマン)
鉛筆:グラフィックペンシル(ダーウェント)
色鉛筆:色辞典(トンボ)
    アーチスト色鉛筆(ホルベイン)
    カリスマカラー(サンフォード)

技法

ストローク法:円を重ねて表現する描き方です。

写す

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下塗り

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  • 服の影の部分をカリスマカラーのスレイトブルーインディゴブルーを使ってかきました。
  • 顔や髪は色辞典土器色李色を使いました。

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  • 顔の黄色い部分はアーチスト色鉛筆のジョーンブリヤンを使いました。
  • 黒い色を作る時はその絵に使う濃い色を全て使う位の気持ちで色々な色を重ねていきます。この時点では土器色李色インディゴブルー、そしてグラフィックペンシルの4H2Hを重ねています。

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  • 陰影を強調するためにグラフィックペンシルの4Hを薄くのせました。

本塗り

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  • 色辞典渋紙色杏色珊瑚色ライラックを使って色を塗り重ねました。下塗りでも使った土器色李色ジョーンブリヤンも使って調節します。

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  • 黄色が強くなってしまったので色辞典チェリー薄紅色で赤みを足しました。

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完成

  • カリスマカラーのインディゴブルーで影になっている部分を強調しました。
  • 髪はグラフィックペンシルの2Bで毛の流れを意識しながら仕上げました。
  • 産毛や眉毛はグラフィックペンシルの2Hでかきこみました。

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感想

人物画をかくのが一番楽しいです。次は何をかこうかな。

負の親子関係は連鎖しない

前回、自分の不幸を願う母親と縁を切って生きていくことを決めたという内容の記事を書きました。
mawaru-ume.hatenablog.jp

 自分の親がおかしいとわかった時に何が一番怖くなるかというと我が子への連鎖です。よく「親子関係は連鎖する」といいますよね。虐待を受けた子供が親になったときに自分の子供に同じ事をしてしまう、よく聞く話です(皆そうなるわけでは無いですが)。

 自分はそうならないと思って結婚したけれど出産予定日が近付くにつれて本当に大丈夫かな、私は母親になっていいのかな、と不安が募りました。

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 でもね、赤ちゃんの力ってすごいですね。赤ちゃんの顔を見たらそんな気持ちが吹っ飛んでしまいました。

 「産まれてきてくれてありがとう。」

 心から思えました。そう思えた事がとても嬉しかったです。

母の残像

 それでも母の影響はなかなか消えてくれませんでした。ふとした時に気付くんです。

 母もこんな言い方してたな。

 ぞっとしました。縁を切って物理的にも心理的にも距離を置いているはずなのに私の中に母がいるんです。やっぱり負の連鎖は解けないんじゃないか、私は母のようになってしまうんじゃないか、と絶望しました。どうしたらいいのかわからなくなった私は臨床心理士に相談することにしました。今までの経過を説明して2つの質問をしました。
 

質問1 縁を切るという選択は正しかったのか

その人は「こんな事は余り言わないんですが今のあなたには必要だと思うから言います。」と答えてくれました。「あなたのお母さんは普通の人と考え方が違うというか、ハッキリ言ってしまうとおかしい人なので距離をとった方がいいし関わらない方がいいと思います。」 

質問2 負の親子関係は連鎖するのか

「連鎖しません。」ハッキリと言われました。「何故ならあなたはお母さんがおかしいという事に気付けたからです。だから100パーセント大丈夫なんです。」

 今までの人生でこの問題に関して、ここまで肯定されたことが無かったので驚きました。決して誉められることではない親を捨てた選択も「それでいい」と言ってくれました。更に「あなたのお母さんはおかしい人だ」とまで断言してくれました。
 気が付いたら泣いていました。ずっと誰かに言ってほしかった言葉をその人が言ってくれたからだと思います。その日から私の中で何かが変わりました。

何故気付けたら大丈夫なのか

 専門家に「あなたは大丈夫」と言ってもらえた事は自信になりました。誰かが信じてくれるということは自分を強くしてくれます。

 その時から4年位経ちました。結果として連鎖はおきていません。母の残像はかなり薄くなって今にも消えそうです。私を苦しめることも無くなりました。
 臨床心理士さんの言った通りになったわけなのですが何故「気付けたから大丈夫」なんだろう、と疑問が湧いてきました。

 それで自分の経験も含めて答えを考えたのでそれを書いて終わりたいと思います。

「人間は心に思うことをコントロールすることは出来ない。何を思ったとしても自分を責める必要は無い。でも、自分の行動はコントロールすることが出来る。その先の行動については責任を取らなければならない。」

 これは精神科の看護実習へ言った時に看護師さんから言われた忘れられない言葉です。
 子供に腹が立った時、心の中には「むかつく」「引っぱたきたい」「怒鳴りたい」「でも可哀想」等色々な思いが湧いてくると思います。心に湧いてくる思いはコントロール出来ないんです。だからそれはしょうがないんです。「こんな事思って悪い母親だ」とか思わなくていいんです。
 大事なのは、その先にどうするかです。
 何かを行動する時は必ず脳から指令が出ます。自分の脳が許可を出さなければ何も出来ません。それがコントロール出来るという事です。
 私は20年間母に育てられたので母の影響があるのはしょうがない、瞬間的に母のイメージが浮かんでしまうのはしょうがない、と諦めました。
 でも母のしたようにするのか違う方法を選ぶのかは自分で選択することが出来ます。母と同じような行動をとる前に自分を止めることが出来ます。

 それが「あなたは気付けたから大丈夫。」の答えなのだと思います。長くなってしまいましたが読んでくださってありがとうございました。

 
 もし色鉛筆画に興味がある方がいましたら、こちらも見て頂けると嬉しいです。
mawaru-ume.hatenablog.jp

 
 
 

親から「不幸になれ」と言われたから親不孝になりました

子供は親より幸せになってはいけないのかf:id:hoshitaume:20170316201919p:plain

 これは母から「不幸になれ」と言われた日からずっと考えていたことです。
 
 親から「不幸になれ」と言われたことがありますか?何をしたらそんな事を言われるのか気になりますよね。

私の場合

 母の愚痴を聞いていたら言われました。

 もともと私は母の愚痴を聞く係でした。職場の愚痴や父への不満、色々聞きましたよ。平均30分~1時間、それ以上聞き続けたこともあったかな。母には愚痴を言える友達がいなかったんです。

 その時は離婚話が出たそうで母は泣いていました。私も泣きながら聞いていました。
 何がきっかけか覚えていないのですが、スイッチが入ったみたいに母の口調が変わって「私がこんなに辛いのにあんたが幸せなのは許せない!あんたも不幸になれ!私の娘なんだから不幸になるべきなんだ。」と言われました。
 
 意味がわからないですよね。
 当時18才だった私も意味がわからなくて自分の聞き方が悪かったのだろうか、母の気に障る言い方をしてしまったのだろうか、等と悩みました。

理由

 それから数年経って私も母親になったときに理由がわかりました。

 母が何故、4人の子供の中で私だけを嫌い私の不幸を願うのか?
 
 色々考えていたのですが私の推測は全てはずれました。母の答えはとてもシンプルなものでした。

 赤ちゃんの時の私の母乳の飲み方が下手で母に迷惑をかけたから

 それ本気で言ってたの?というのが私の頭に浮かんだ最初の言葉でした。この話は耳にタコが出来るくらい聞かされた話だったからです。

 赤ちゃんの時の私の飲み方が下手で母は大変だった。次に産まれた弟は飲むのが上手だったので母乳の出が良くなって下の2人は困らなかった。だから弟は良い子、私は悪い子。

 小さい頃から何回も聞いていた話だったけど、よくある子育ての苦労話だと思っていました。
 まさか、赤ちゃんの母乳の飲み方が悪いからって恨み続けるなんて思わないじゃないですか?

 でも、それが理由だったそうです。母は自分が授乳で苦労したので、その原因だった私の母乳の出が良いのがどうしても許せなかったそうです。

「あんたはいいわねぇ。私はあんたのせいで苦労したのに何であんたは出るの?そんなのおかしいでしょ。不公平でしょ。あんたのせいで私は苦しんだんだからあんたは不幸になるべきなの。」
 
 これが理由でした。

そして親不孝になる事を選んだ

 母との関係をどうするか色々考えました。世間体とか親戚関係、子供達から祖母を奪って良いのか、それでも親なんだから育ててもらった恩が、とか考えれば考えるほどわからなくなりました。
 母がおかしくなるのは私が母より幸せになる時なのだから私が不幸でいれば母は優しい母のまま。

 そんな母親必要?
 母のために不幸になるの?

 シンプルに問いかけた時に答えが見つかりました。私は母親を捨てて親不孝になることを選びました。後悔はしていません。



 

どうしようもない親だったら捨ててもいいよ

こんな人がいたらどうしますか?

・あなたがトラブルを抱えて辛い思いをしている事を知っていたのに見て見ぬふりをする。全てが悪化した後で「面倒くさいから気付かないふりをした。」とわざわざ言う。

・あなたが意識を失って倒れても助けに来ない。「面倒くさいから気付かないふりをした。」とわざわざ言う。

・「私が辛いのに、幸せそうにしているのが許せない。私と同じように不幸になればいい。」と言って呪ってくる。

友達の話として相談すると

「こんなこという人おかしいよ。」
「友達辞めたほうがいいよ。」
 大体、皆こういう反応をしてくれます。

実は母親の事なんだと言うと

「勘違いじゃない?子供を愛さない親はいないから。」
「お母さんも大変だったんだよ。許してあげて。」
「お母さんも人間だから。あなたが親になったらわかるから。」

 面白いくらい反応が変わります。母が私に対する対応がおかしいと気付いてから色んな人に相談してきました。学校の先生、友人、皆こう言いました。
 何故そんな反応になるのかというと「親を敬え」、「親を悪く言ってはいけない」という教えが染みついているからだと思います。日本において親を悪く言うのはタブーですね。大抵嫌な顔をされます。
 あとは家族関係が上手くいっている人は信じられないようです。「子供の不幸を願う親がいるわけがない、悪く言われるお母さんが可哀想。」と責められました。
 そして親世代にとっては老後を子供に看てもらえるかどうかは死活問題なので、例え他人の話だとしても「縁を切っていい。」とは言えないようですね。どんなに酷いことをされたとしても許してあげてほしいみたいです。

 でも冷静に考えてみてください。子供を愛している親が自分に辛いことがあったからって、我が子に「お前も不幸になれ」と言うと思いますか?

 親になったらわかるって?
 親になったけどちっともわからないです。そりゃ子供に対して腹が立つ事はあるけど、子供に願うのは「幸せになってほしい」ただそれだけです。

 そんな事で親を捨てるなんて間違っている、と思う人もいるかもしれません。虐待を受けたわけでもなく、死にそうになるまで殴られたわけでもありません。でも、常に自分の不幸を願っている人と暮らし続けるのは辛いことです。

親を捨ててもいい

 今回この記事を書いたのは、久しぶりにあった友人が親の借金の連帯保証人にされた、と聞いたからです。借金取りに押しかけられて「助けてくれ。」と言われて判子を押してしまった、と言っていました。

 それを聞いたとき、とても悔しかったです。

 もし、その時相談してくれていたら「判子押さなくていい。そんな親捨てていいんだよ。」と言うことが出来たのに。
 でも、そういう家族のトラブルは相談しにくいんですよね。家族の恥をさらす事になってしまうので隠そうとしてしまう人が多いと思います。勇気を出して相談したとしても上に書いたような反応をされることが多いので、自分がおかしいのかと思ってしまうんです。
 私は母がおかしいと気付いてから、その答えを心理学に求めました。家族について書かれた心理学の本を沢山読みました。
 そしてこの本に出会いました。

毒になる親 一生苦しむ子供 スーザン・フォワード著 講談社 2001-10-18

 著者のスーザン・フォワードさんは、医療機関コンサルタント、グループセラピストとして数千人もの悩んでいる人を20年に渡ってカウンセリングしてきた人です。その経験をもとにこの本は書かれています。面白いのは具体的な解決法が載っていることでしょうか。
 私は、これを読んでほっとしたんです。
 
 私は間違っていなかった。おかしな親は存在するし、おかしな親と無理に付き合う必要はない、離れていいんだ、と素直に思うことが出来たからです。

 何より親を許さなくていいと書いてあったのが嬉しかったです。許さなければ前に進めないと思い込んでいたので許せない自分にプレッシャーを感じていました。眼から鱗というか、読み終わってからスッキリした気持ちになったのを覚えています。

 自分を殺してまで親に尽くす必要はありません。子供に借金を負わせたり、子供の不幸を願う親はくずです。
 親を切り捨てるのは辛いですし、周囲の人はゴチャゴチャ言ってくるかもしれません。でも、そんなの気にしなくていいんです。自分の人生ですから、自分の為に生きていいんです。
 私や友人と同じように悩んでいる人が、この記事を見つけてくれたらいいな、と思って書きました。






 
 
  

寝かし付けという甘い罠

 私にとって、一日で一番憂鬱になるのは目覚まし時計にたたき起こされる朝です。反対に一番幸せを感じるのは、全ての雑務を終わらせて子供を寝かし付けている時です。 
 
 子供達が寝たら何をしよう、と考える時間が楽しくてしょうがない!!
 

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 でもね


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 寝ちゃうんですよね。

 

我が家のババ抜きウォーズ

 ババ抜き、それは1枚のババをめぐって様々な思惑が交錯するスリルに満ちたゲームです。最後にババを持っていたら負け、というシンプルなルールですが、それぞれの性格や人間性が垣間見えるので奥が深いゲームだと思います。
 テレビでも嵐がやっていますよね。「そこ引いちゃダメだよー」なんて子供達とワイワイ言いながら、つい最後まで見てしまいます。自分が参加していなくても他人がやっているのを見ているだけで面白い、それがババ抜きです。

 ババ抜きを行う上で重要なのがポーカーフェイスです。ババが来てもババが引かれても顔に出さない、相手の挙動からババの有無を推理する、この心理戦がババ抜きの醍醐味なのですが、我が家では全く違う戦いとなっています。
 

我が家のババ抜きウォーズ

 我が家でもババ抜きが流行っていて夕食を食べたらコタツでババ抜きというのが日課となっています。相手が小学生と幼児なので、面白いです。

 面白い理由①すぐ顔に出る!!

 もう、ババを誰が持っているのかすぐわかります。というか「ババ来た!」と宣言してしまうのでポーカーフェイスも意味がありません。いくら私が顔に出さないようにしても、2人が言ってしまうので私が持っていることがばれてしまいます。
 そういうわけで、ゲーム開始時から誰がババを持っているか皆知っている状態で始まります。

 面白い理由②性格がそのままプレースタイルに表れる!!

 子供なのでキャラを作ったり取り繕ったりしないんですよね。なので性格がそのまま出ます。それぞれの個性が見えて面白いのです。
 長男のポン太はこんな感じです。

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 次男のピー助はこんな感じです。

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 2人とも負けず嫌いなので、誰にもババを引かれずに負けると泣いてしまうんです。なので、私が調整役となって2人が楽しめるようにします。

 そうです!私にとってババ抜きはババを循環させるゲームなのです!

 大人としてはちょっと物足りない部分もあるのですが、ババを引いてあげると本当に嬉しそうな顔を見せるので良しとしています。
 不思議な事に2人とも左端のカードを取りに来るのでババを引かせるのは簡単です。
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 今夜も又、ババをめぐる戦いがコタツの上で繰り広げられる予定です。

帰省シーズンに思うこと:その帰省、本当に喜ばれていますか?

 帰省シーズン真っ只中ですね。我が家は年末の混雑を避けるために先週末から義実家に帰省して火曜日あたりに戻ってきました。その後大掃除に突入したのでブログも絵もかく時間もなく、大晦日の今ようやく記事を書く事ができました。冬休みは本当に忙しいですね。
 一般的にお盆や年末は帰省して家族で過ごすという人が多いと思います。子供が出て行って寂しい思いをしている親の元へ家族を連れて帰ってゆっくり過ごす、そういうのが親孝行だと思っていましたし、そう思っている人が多いのではないでしょうか。

「毎年孫を連れて帰って来てくれたけど、嬉しいと思ったこと無かった。」

 ショックな言葉ですよね。これは母方の祖母が亡くなる数日前に母に言った言葉です。
 母は3人姉弟の真ん中で1人だけ県外に出ました。父の仕事の関係上転勤が多かったのですが、どこに引っ越したとしても母は毎年夏休みになると私を含めた4人の子供を連れて実家に帰省していました。
 そこには、「孫を会わせてあげたい」とか「せっかくの夏休みだから子供達を旅行に連れて行ってあげたい」とか「毎日4人の子育てで疲れているから休みたい」など色々な理由があったのだと思います。でも1番の理由は母親としての役割を捨てて娘という立場に戻りたかったのではないか、と思います。

祖母が嫌がった理由

 ①滞在期間が長かった
 ②家事が得意ではないのに7人分の食事を準備するのが辛かった
 ③私達の世話をしなければいけないので趣味の活動も出来ず友達と遊べなかった

 全ては①の滞在期間が長かった事が原因だと思います。②も③も滞在期間が短ければ、そこまで思わないと思うのです。
 この記事を読んでくれている皆さんは長いと思うでしょうか、それぐらい我慢できないの?と思うでしょうか。

 滞在期間は10日~2週間です。私が同じ立場だったら嫌です。2泊3日位だったら我慢しますが、2週間も絵を描けない状況が続くとおかしくなると思います。

何が悪かったのか

 最近よく思うのが、親子関係も人間関係と同じ、コミュニケーションスキルが重要だということです。相手をよく知り理解して思いやりを持つというのが良好な関係を保つ鍵だと思います。
 今回の事を招いた原因は母にあると思います。母が祖母のことを理解して思いやることが出来れば、滞在期間を短くしたり、「ご飯は気にしなくていいから遊びに行ってきて。」等と配慮する事で祖母のストレスを軽減することが出来たはずです。
 又、祖母も「遊びに行きたいからご飯自分で作ってね。」「お世話するの大変だからもう少し滞在期間を短くしてね。」と言えたらよかったのかな、と思います。
 ただ祖母も「せっかく帰ってきてくれたし、たった2週間だから」と我慢していたのでしょう。でも、ずっと心の中でモヤモヤしていたんだと思います。
 今まで喜んでもらえると思ってやっていたことを否定された母は悲しかっただろうな、と思います。

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祖母が本当に言いたかったこと

 この話は続きがあります。
「でも、孫が私の趣味に興味を持ってくれて教えることが出来て、初めて帰ってきてくれて嬉しいと思った。ありがとう。」
 そう言って祖母は涙を流したそうです。亡くなる前にどうしても伝えたかったのだと思います。
 ご飯を作るだけのおばあちゃんではなく、1つの技術を教える先生として必要とされた事が嬉しかったそうです。
 お盆や年末、帰省シーズンになるといつも祖母の言葉を思い出します。そして、帰省すると食事を作ってくれたり世話してくれる事が決して当たり前ではない、それが義母や母の優しさなのだと自分に言い聞かせるようにしています。